MiG-21 SMT フジミ 1/72 制作記
2003.11.9 組立て

フジミの MiG-21 は部品点数も少なく、組立ても特に問題もないのであっという間に組みあがりました。強いて難点を挙げれば、ノーズコーンの内側の部品合わせ目に手が届かないくらいでしょうか。ここはパテで隙間を埋めるだけにしました。

また、機首には重りを入れ忘れないようにします。胴体の上に垂直尾翼とハンプバックを取り付けますが、胴体との隙間が少なくなるように接着面を削ります。接着するときにはキャノピーも合わせて位置合わせをしないと、キャノピーが合わなくなります。

キャノピーは閉状態にするので、胴体にしっかりと接着します。ここも溶きパテでキャノピーと胴体の間を塗り、隙間がないようにします。


シャドウ吹き

早くも塗装に入ります。まずは最近流行のシャドウ吹きを、パネルラインに沿ってエアブラシで吹きます。私は #301 をそのまま塗りました。ここはおおざっぱになっても問題ないので、気にせずに吹きます。

ここまでわずか1日でできました。それだけこのキットが組み立てやすいということでしょう。



2003.11.18 上面色の塗装

組立てがあっという間に終わったので、すぐに塗装が始められます。MiG は銀一色のイメージが強いのですが、今回は3色迷彩にしました。 モデルアート1991年4月号 に秋山氏の素晴らしい作例が紹介されているので、それと同じ塗装にしました。

まずは、下面色を #308 で薄く塗ります。パネルラインのダークグレイ下地色が残るようにします。次に下面をマスキングして #19 サンディブラウンを全体にエアブラシで吹き付けます。ここでも、パネルラインに塗ったシャドウを残すようにします。薄く溶いた塗料を何層かに分けて吹き付けるといい感じになります。

型紙を作ってダークグリーンを塗ってもよかったのですが、機体が丸く小さかったのでフリーハンド塗装にしました。


迷彩塗装

残りのダークグリーン部は薄く溶いた塗料を筆で境界を描き、そして 0.2mm のエアブラシで全体を塗装します。ダークグリーンで塗った部分の中ほどをライトグリーンでエアブラシして、迷彩塗装に退色感を出しました。

ノーズコーンと垂直尾翼、胴体下面のフィンにあるアンテナを #319 で塗装しました。エンジンノズルは #8 で筆塗りした後に薄く溶いたエナメルのガンメタルでウォッシングするように塗装します。

機体が小さいので塗装も簡単に済んでしまいました。



2003.11.21 塗装終了

デカールを貼りますが、西側の機体と比較してコーションデータが少ないので煩わしさがありません。実機についての情報量が増えれば違ってくるかもしれませんが。

キットの塗装例とは違うので機首の番号を他のキットから流用しなければいけません。色々と探しましたが、スケール違いながらフジミ 1/48 T-2 の中の番号を持ってきました。なかなかピッタリサイズだと思います。

デカールを貼るときは綿棒で機体と密着させた後に、マークソフターを使ってさらに密着させます。ただし、その間はデカールに触らないようにじっと待ちます。そうしないと、デカールが破損します。


完成

一晩置いてデカールを乾燥させた後に、機体全体を半つや消しのクリアーで塗装します。これによりデカールと機体のつやを同じにして、機体全体を同じトーンで落ち着かせることができます。この日は一日中雨で、塗装した夜も雨が降っていましたが、展示会に間に合わせるために強行しました。結果、何も問題無く仕上がり一安心です。この時期の湿度の低さに助けられました。次回は余裕を持って塗装することにします。

塗装が全て終了したらキャノピーのマスキングゾルを丁寧に剥がします。緊張の一瞬ですが、キャノピー内部に塗料の吹き込みはありませんでした。最後に脚と増漕、パイロンを接着して完成です。

このキットは実機のシンプルなイメージどおりに組み立てることができ、簡単に作ることができます。残念なのは脚部の塗装指示など、細かな説明が抜けていることです。ビギナーにとっては不親切なので、訂正して欲しいところです。

今回は1機のみの完成ですが、素性のいいキットなので量産向きと言えます。


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