| 第47回 静岡ホビーショー 2008 |
静岡ホビーショーに行くようになってから、もう10年ほどになるでしょうか。今年も恒例行事となりましたが参加してきました。
いつもは家族で一般道路を走るのですが、今年はトライアングルのhexagonさんを隣に乗せて東名高速を使いました。さすがに高速道路を使うと速いですね。秦野中井ICから清水ICまで1時間を切りました。
なぜ静岡ICではないか...。理由は簡単、ETC通勤割引で高速代が半額になるからです。少しでも安くして静岡の買出しに使う魂胆です(^^;)。
清水ICをAM6:15頃通過、ICを出て遠回りをしましたが、会場のツインメッセにはAM6:45と約30分で着きました。いつもより家を遅く出て会場には少し速く着く、有料道路のありがたさですね。
会場に着くと他のメンバーも到着していて、ちょうど設営にかかるところでした。アクリル台を組んで敷布をかぶせていくと基本形の出来上がり。今年は個人のスペースは200mmX300mmの台なので、配置が楽です。
並べ終わると開場まで1時間ほど余裕がありました。他のクラブのおなじみさんにご挨拶がてら、まだ空いている会場を見学に行きました。いよいよ、楽しい2日間の始まりです。
毎年のことですが、私のWebで紹介するアイテムは誰もが知っている有名キットばかりです。その他にも色々と楽しいアイテムがたくさんありますが、ここでは私が気になったものだけを挙げてみました。
ハセガワ最近の飛行機模型のトレンドは1/48スケール以上なので、私の琴線に触れる新製品が少ないのが残念です。
「長門」との違いを徹底再現して新規パーツを52点追加、偽装図も付属するようです。説明員の方に「限定版ではもったいないので、通常生産品にして」とリクエストしておきました。でも、値段がネックか。
マイナーなアイテムですが、独特のスタイルを持つこの艦は人気があるようです。レジン製パーツのためこちらも限定品です。
いわゆる3段空母時代を再現したキット。この型も人気があるので艦船ちゃんには朗報です。レジンキットを買った人は発売前に作りましょう。
今年の飛行機大型模型はこれ。昔のレベルキットを思い出すおじさんモデラーも多いはず。私も1機作りました。国内よりも海外向けアイテムでしょうか。
屠竜に本命の丁型が登場です。夜戦タイプの発売も期待しましょう。この型に燃料給油車が付属すればよかったのにと思うモデラーも多いことでしょう。
1/72で発売されたドラケンを1/48で見ると迫力あります。でもヨーロッパ機は日本では売れないようで、これも海外向けアイテムか。
ハセガワの爆撃機シリーズはまだ続きます。このノーズアート機もぜひ作りたいキットです。
戦後の救難仕様機がレジンパーツ追加の限定版で発売されます。いつもとは違うランカスターを作りたい人にはいいかも。そう言えば、展示プレートには1/48と表示されていましたが1/72の間違いでしょうね。それとも...。
1/32のスケールダウンが発売されます。従来の1/48では再現し切れなかったコクピット内部もすごいことになっています。また、この型設定は従来品とバッティングしないためのようです。次は21型を期待したいです。
さらに1/16のスケールダウンで、パイロットフィギュアが4体も付属します。これだけ別売してもいいくらいですが、しっかりとランナーが別枠になっているので、もしかすると...。
こちらはブロック32のデカール替え商品です。比較的機体が小さいF-16はこのスケールがちょうどいいかも。でも、私は1/72での発売に期待します。
型名だけではピンときませんが、オペルブリッツと言えば有名です。模型名に会社名を入れると版権の関係でややこしいことになるようで、最近ではこの方式がトレンドでしょうか。
ハーフトラックタイプやその他のバリエーション展開にも期待しましょう。
WWIIフランス戦線繋がりで大戦前半のドイツ戦車の登場です。最近はドラゴンの怒涛の新製品におされ気味ですが、タミヤらしい作りやすいキットを希望したいです。
MMシリーズ40周年を記念してアイテムNo.2製品をリニューアルしたフィギュアです。ベテランモデラーには懐かしいはず、私もこのフィギュアにはお世話になりました。
タミヤ製水陸両用車両にICM製フィギュアをセットした製品。確かにこれらのフィギュアはよくできていますが、できればタミヤの新製品を見たいです。
ムスタングにセットされていたスタッフカーが別売されます。飛行機ジオラマに登場させたいアイテムです。次は英軍車両を希望。
1/350スケールの戦艦金剛はかなりの迫力で、同社から発売されている重巡とは違う魅力があります。値段も\15,000程度しますがいつかは作りたい模型です。
高雄級の鳥海が発売されます。このクラスはいずれも人気があるので4隻揃える人も多いのではないでしょうか。
参考出品ですが高雄クラスに用いるパーツです。発売されれば値段は高くなるでしょう。
こちらも参考出品ですが駆逐艦でもこのスケールになると迫力あります。発売されれば値段もかなりの迫力でしょう。
かつては1/72スケールで魅力的な現用機やヘリコプターを精力的に発売していましたが、今ではそれも昔のこと。最近は艦船に力を入れているようです。
最近はどこのメーカーもこのスケールに入れ込んでいるようで、しかもフジミの金剛はアオシマとのバッティングアイテムです。どちらの模型がいいかは私には分かりませんが、両メーカーにとって貴重な開発費が費やされているのは間違いないです。
金剛の次はこの榛名で、こちらはフジミだけのアイテム。戦艦2隻を並べたい気もしますが私の部屋では無理です。
どうせなら、他メーカーとバッティングしないこのようなアイテムがモデラーに望まれているのではないでしょうか。伊勢の次は戦艦日向でしょうか。
スケールが同じならどこのメーカーの艦船にも使える乗員セット。このようなアイテムがモデラーに喜ばれるのではないでしょうか。
トライアングルの会員も30名近くの大所帯なので、各個人が好き勝手に展示すると収拾がつかなくなります。そこで今年は全員の展示スペースを300mm X 200mmとして、平等に割当てました。
実はこの展示方法、昨年の湘南台での展示会と同じ方式です。スペースはその時よりももう少し大きかったのですが、今回は全員の展示を凝縮したような感じになりました。
ごちゃ混ぜ感が特徴のトライアングルにピッタリの展示方法ですが、ジャンルの違う模型がぎっしり並ぶのは見る人にはどのように映ったのでしょうか。その中から11点ほどご紹介します。
その他のクラブで私の独断で印象に残った物を挙げてみます。
こちらはブログをメインに活動している2つのクラブがブースを共用しての展示です。しかも、そのほとんどが飛行機模型なので、私としては大変羨ましく見とれてしまいました。
個人的にも親しくしているカトーさんやkazuさん、ドカ山さんたちの作品を近くで見れて質問できるのはホビーショーならではです。
零戦のジオラマはフィギュアがいい雰囲気を出しています。また、SM.82はレジンキットをここまで作ったのかと驚かされますが、迷彩塗装も綺麗に仕上げています。
1000機目の記念機に工場でのサインを記入した状態を再現した作品。ガンダムマーカーで記入したと想像しますが、かなりの労作です。
KWATさんの今年の量産テーマはドイツレベルとフジミのシーキングでした。1機の塗装だけでも大変なのに...。また、中川さんの作品は選択する機種で直ぐに分かりますが、今年もマイナーな機体ですね。
飛行機モデラーのサークルはこのようにカッチリと作った作風が多いようです。アンソンも塗装が秀逸でした。
この機体の輝きは凄いと思いブースの方に質問すると、アルミテープを貼ってあるとの答えでした。確かに塗装では得られない輝きですね。でも、テープを貼るのに別の苦労があるような...。
ハセガワ1/48の零戦コンプリートセットを一同に展示していました。展示台もキットの箱を使っていて、そのままハセガワのパンフレットに使えそうです。
この作品を最初に見たときにはどこかにLEDが点灯しているかと思いましたが、灯りを塗装で仕上げていると分かって驚きました。見れば見るほど惹きつけられる作品です。
これら全てが紙で作られているとはびっくり。既に印刷されているものもあるようですが、塗装仕上げをするとプラと変わらないくらいの質感です。
毎年大艦隊を繰り出しているサークルですが、今年は軽巡がテーマ。特にイタリア軽巡はすばらしい仕上がりです。
シーダートの水上航行シーンのジオラマは、波の部分に灯りを点けて躍動感を表現しています。
トライアングルの例会に遊びに来てくれる木戸さんの作品。ドライブラシの技法と油彩を使ったソフトな仕上がりが特徴です。
多数の戦闘車両を写真ではなく動画でお見せしたいところですが、私の一押しはこの8輪装甲車です。AFVにはない塗装と実車どおりに4WSで駆動します。
北アフリカでの50年後をテーマにした2作品が印象に残ります。スチュアートも見事な仕上げです。
Dr-1とRB-104を綺麗に仕上げてます。展示もお見事。スカイワンはレジンキットでしょうか。
イタリア物模型を製作展示を専門にするクラブ。イタリア物にはコアなファンがいるんですね。
どの作品をみても優れた工作と塗装がぎっしりと詰まっています。Sdkfz.231シリーズは私も作りたいと常々思います。
イ-400の使い込まれたような塗装が凄いです。ノーマル塗装版も一緒に展示していました。
1/35スケールでこれだけのジオラマを作るとはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。ずっと見ていたくなる作品です。
さすがにプロのライター集団だけあってその作品には惹きつけられるものがあります。このような作品は、写真より生で見るほうが断然いいです。
実は私も、RAFの機体を使ったこの手のジオラマを考えていました。先に作ったほうが勝ちですね。
タミヤオープンハウスは2日目に訪問。春休みや夏休みの見学会とほぼ同じ内容で、タミヤの社内が公開されます。世界中でこのようなイベント期間中に会社内部を公開する企業はタミヤだけだと思いますが、この熱意には敬意を表します。
このオープンハウスでの写真は1枚もなし。熱中していて写真を撮るのを忘れてしまいました。
スペクトラムホールで人形改造コンテスト作品と歴代のMM作品が展示していました。特に後者は、タミヤのカタログでおなじみの完成見本品ばかりなので、始めてみた気がしない不思議な感覚になりました。生で見たほうがいい出来具合でしたね。
ホビーショー会場で聞いた話ですが、6月1日から田宮社長が退任されて会長職に就くそうです。合同展示に出展したクラブ員が集まるパーティー会場では、社長に感謝をこめて田宮俊作社長 ありがとうと書かれたポスターを出席者全員で掲げるサプライズの出し物がありました。
ポスターを掲げる私達からは当然ながら何も見えませんが、田宮社長からは我々の姿はどのように映ったのでしょうか。全員の感謝の気持ちは伝わったのではないかと思います。
1日目のPM12:00頃にホビーショー会場上空を、3機のT-4がフライパスする飛行展示がありました。3年前のT-4ブルーインパルス以来の飛行展示です。前回は自衛隊創設50周年記念、今年は国産プラモデル50周年記念の年です。
天気は晴れていますが、少しもやがかかっていました。飛んでいる飛行機を撮影するのは15年ぶりくらいです。この日のためにデジカメ内蔵のホームビデオを持参しました。
T-4のジェット音は静かなので周りをよく見回さないと、どこから飛んでくるのか分かりません。シャッターチャンスを逃さないように待ち構えます。
しかし結果は、惨敗でした。言い訳ですが、ビデオカメラのファインダーがこんなに暗いとは思いませんでした。しかも、AFがなかなか合わない。一眼レフカメラに勝るものはないですね。こんなことならば、銀塩カメラを持ってくればよかったと後悔しました。
陸自の車両展示は毎年のように黒山の人だかりで、写真に撮るとこのようになります。でも、ホビーショーでじかに触れたり、係りの人に直接質問できるのは貴重な経験です。
今年は89式装甲戦闘車が初登場です。他の装甲車両にはないキャタピラー装備の重みを感じました。当然キャタピラーには道路保護のためにゴムをはめていますが、この取付けにはかなりの時間がかかるとのことです。
2日目の最後に合同展ブースを片付けてからシャトルバスを待っていたとき、この車両が撤収のために移動する場面に遭遇しました。周囲には来場者がまだ残っていたので、安全を確保しながらの移動になりました。
生で見る戦闘車両の移動は言葉にできない迫力があります。私はバス乗り場から離れられませんでしたが、周囲の人は車両と一緒に移動する何ともおかしな光景でした。
今年の静岡ホビーショーはボックスアート展やグランシップでの鉄道フェアなど、静岡全体で楽しめる企画になっていました。私もいつもはトライアングルのブースで店番していることが多いのですが、今年はほとんど出かけっぱなしでした。
ホビーショー全体を見るとプラモデルはホビーの中のごく一部で、まだまだ発展の余地はあるように思います。しかし私は、プラモデルだけにこだわってもいいかなと思います。
工作が大変なキットを買うよりも、気軽に作れるキットをたくさん作るほうが私の性格にもあっていると思います。また、来年は今年できなかったジオラマ風作品に仕上げたいと思います。
来場していただいた皆さん、お疲れ様でした。では、また来年静岡でお会いしましょう。