| 第46回 静岡ホビーショー 2007 |
毎年5月はモデラーにとってのメッカ静岡ホビーショーに出向くことが恒例となっていますが、今年もご他聞にもれず行ってきました。
モデラーズクラブ合同展示会はトライアングルのブースでの展示になりますが、今年は静岡幹事になっているので例年以上に気合が入ります。
今年も AM4:30 に自宅を出発。しかし、前日の気持ちの高ぶりのためか寝付かれず、就寝したのは AM12:00 すぎ。これでは寝不足なので、いつもより運転を慎重にします。また、今年は毎年4月に実施されていた春の交通安全週間がこの週にずれ込んでいたため、国庫金を払わないように慎重に運転することにしました。
R246, R1 を使って静岡まで走りました。ゆっくりと運転した結果、例年よりも15分程度遅れて AM7:00に静岡に到着。早速、展示模型を持ってブースを目指します。すでに展示会場は熱気で一杯です。
既に他のメンバーは到着していて準備を進めています。今年はアクリル棚と新規シーツを使っての展示なので、新鮮さがあります。私も荷解きをして損傷がないことを確認して一安心、早速 F-15 4機を並べました。
ホビーショーでの新製品は雑誌や WEB で告知されているので心の準備はできていますが、ハセガワの 1/32 大戦日本機のようにシークレットアイテムになっているのもあるので、楽しみです。ここでは私の興味があるものだけを取り上げてみました。
ハセガワ第1次観測隊に次ぐバリエーションキットですが、私は後部ヘリコプター甲板を増設したこのタイプが好きです。でも、このスケールだと少しサイズが小さい気もします。写真を撮るのを忘れたので画像はありません。
今年最大のシークレット・アイテムは往年のレベル 1/32 を髣髴させるこの飛行機でした。1/48 では主翼の上半角不足が指摘されていますが、この模型は大丈夫ですね。また、パイロットも飛行状態で1体入っています。サードパーティーからディティールアップ・パーツが各種発売されることでしょう。
Fw-190A-5 が新発売になりますが、その機のパイロットであるプリラー少佐と愛車BMW327がセットで発売されます。このBMWとフィギュアはほんとによくできているので、発売が楽しみです。
爆撃機シリーズはB-26マローダーがF/G型で発売されます。ノーズアートに期待しましょう。
タミヤ艦船模型の新作は伊-400です。ホビーショー前に告知されたときはもうびっくり、久しぶりの驚きでした。模型を見ると 1/350 ではスケールが小さく感じましたが、艦船ファンの反応はどうでしょうか。
エッチングパーツも同梱されていて、カタパルトや晴嵐の台車に使用するようです。晴嵐を3機格納した状態を再現できますが、飛行機のキャノピーも透明パーツ化してほしいところです。
B1 bis に続き大戦時のフランス軍アイテムの発売です。歩兵のフィギュアも付属するので、先のB1 bisと組み合わせるのにはちょうどいいアイテムです。
しかし、あまりのマイナーアイテムにちょっとびっくりしました。
1/48 につづいてこのスケールでも発売されます。既にドラゴンやエデュアルドからも発売されていますが、決定版となるのでしょうか。
また 1/48 のフィギュアか...。と思ったら、ウィリスMBも付属されているではありませんか。ハセガワに先を越されてしまいましたが、やはりタミヤから発売されるのはうれしい。
しかも、こちらのほうが\1,680と値段もお得です。今度は飛行機と絡ませやすいフィギュアにも期待しています。
こちらは 1/35 からのスケールダウンですが、飛行機ジオラマにはこのままでは苦しいですね。燃料補給車タイプなどのバリエーションがいくらでもありそうですが...。
こちらも 1/350 艦船シリーズでの発売です。写真を撮ってないのですが、重巡クラスだととても大きくタミヤの伊-400とは違った印象を受けました。
値段も\8,190と高くこのスケールが定着するかは意見が分かれることでしょう。初回特典もあるようですが、見るのを忘れてしまいました。
トライアングルは特定のジャンルに偏らないマルチモデラーの集まりなので、その展示は一見ごちゃ混ぜ感があります。それを逆手にとって色んな模型を見せようとの目論見で展示しました。
シーツとアクリル棚を新調して、各自自慢の模型を展示に責任を持つ担当者に一任して配置しました。なかなかいい感じと思うのですが、いかがだったでしょうか。
私の今年の展示は、F-15DJ x3, F-15J 飛行教導隊
でした。
会場での写真がうまく取れなかったので、しばらくしたら飛行機完成写真のコーナーにアップします。
トライアングルの中で飛行機関係のジオラマを 4点ほどご紹介します。
三浦さんのはモデルアートに掲載されたジオラマ、いつものようにフィギュアが効果的に配置されています。また、プロペラも電池で回転しています。近藤さんの LIGHTNING はハセガワのキットを手直しした力作で、銀塗装が綺麗に仕上がっています。akaihoshi2004さんの MiG-3 は実写真を基にしたジオラマで雪原の風景が効果的です。
その他のクラブで私の独断で印象に残った物を挙げてみます。
ドカ山さんの TSR.2 はエアフィックスのキットではなく、フルスクラッチと聞いてびっくり。キットを買えなくてもここまで作れることができれば言うことありません。カトーさんのフェリックスストウは飛行機も素晴らしいできですが、海岸の風景も大変よくできています。Kazuさんのストランレアもジオラマ仕上げですが、機体の塗装が素晴らしくできています。satoさんのレスキューウイングは私も作りたい題材です。飛行艇の波がよくできています。
もでりんぐ割烹さんのバリアントは製作に3年も費やした自家製レジンキットとのことです。mikamiさんの Tarpon は F.A.A.塗装で綺麗な仕上がりです。ゑびすどんさんのボーファイターは全面筆塗りの退色した感じをうまく出しています。カトーさんのボルチモアはバキュームキットを綺麗に仕上げて塗装も素晴らしく綺麗です。
トライアングルのお隣のブースですが、これが素晴らしい仕上がりの飛行機ばかりで感動させ覚えました。飛行機だけのサークルも羨ましいと思いました。
救難ヘリの救助活動をジオラマにした作品。ホバリングのダウンウオッシュをうまく表現しています。
KWATさんが偶然にも私と同じ F-15 を4機展示していました。こちらは第204飛行隊の記念塗装機を集めたものです。中でも空自50周年記念塗装機は私も作りたいアイテムの一つで、別売のデカールの長さが合わずに塗装の色合わせに苦労したそうです。
ハセガワのキットを徹底的にディティールアップさせた作品ですが、どこを見ても丁寧に作られています。私もいつかはこのような作品を作りたいものです。
ヨーロッパ機ファン注目のミラージュによるジオラマです。よくもここまでこのタイプの気体を作ったと感動しました。
艦船模型を 1/200 でしかもスクラッチで作り上げた作品群。このスケールだと迫力も十分です。
F-100 の銀塗装は単に綺麗に仕上げるのではなく、ウエザリングも施した仕上げです。また、FG.1 の発艦シーンは誰もが夢見て実現できなかったシーンをフライトデッキのスクラッチで再現しています。
映画「ALWAYS 2」の公開に合わせてスクラッチした作品。どこから見ても素晴らしいの一言ですが、屋根の上に載った動力飛行機が郷愁を誘います。
1/48 スケールで大戦後期の日本とドイツの飛行隊をジオラマにした作品。これだけの飛行機を作るのにどれだけの時間がかかったのでしょうか。
ハセガワとイタレリのキットを計3機使用した力作で、主翼の合わせと脚の設置調整に苦労したとのことです。
映画「メンフィス・ベル」をイメージして制作したとのことですが、1/72 にはない迫力があります。
ハセガワの P-3C をベースに EP-3C に改造した作品。私は初めて見ましたが、モデラーにとってはレアな作品と思います。
プロモデラーのキットに胴体の蛇のマークを手書きで書いた作品。標準迷彩塗装とは違った精悍なスタイルです。
往年のタミヤキットを北アフリカにおける迫力のある走行シーンで再現した作品。砂煙が巻き上がっている雰囲気がよく表現されています。
ハッとして振り返って見たくなるような作品がこれです。透明感のある塗装は見ていて飽きませんでした。
2日目にはタミヤのオープンハウスにも行ってきました。会社全体がまるでテーマパークになったかのようなこのイベントは、モデラーには必見です。私は今回で3回目となりますが、いつ行ってもいいものです。
今回の目玉は 1/48 傑作機シリーズが 49機の展示です。思えば 1作目のホーカーシドレー・ハリヤーから30数年も経ってしまいました。あの迷彩パターンはエアブラシで塗装する以外に決定的な方法がなく、筆塗りしか知らなかった私はその完成品をいつも羨ましく見ているだけでした。
その他にもランカスターの大きさに驚いたり、零戦や二式水戦のコンパクトさに感動したりしました。でも、英軍機が比較的このシリーズに多いのには私を安心させてくれます。そういえば、ソードーフィッシュを2タイプも持っているのに早く作らないといけませんね。
今年で3回目の展示となった自衛隊車両ですが、いつ見ても黒山の人だかりで全体の写真やディティールを撮ることができませんでした。このような時は実車を間直に見て雰囲気を感じるのが一番です。
来年は90式戦車が展示されないでしょうか。まあ、無理でしょうね。
このように模型漬けの2日間はあっという間に終わりましたが、いつものように帰宅してからはしばらくの間は放心状態が続いています。来年に向けてどのような模型を作るかは今からじっくりと考えていくことにします。
最近では、飛行機模型もジオラマ展示が多いので単品展示は目立たなくなっています。単品での完成度を目指しつつ、ジオラマにできればベストですが...。
今年もホビーショーで在庫を増やしたので、少しでも多く作り続けるつもりです。ホビーショーに参加した皆さん、お疲れ様でした。
2007/5/26