| 第43回 静岡ホビーショー 2004 |
今年も静岡ホビーショーへ行ってきました。ここ最近は毎年のことですが、このホビーショーへ作品を間に合わせるために5月連休もどこへも行かずにひたすら模型を作っています。
しかし、今年は思うように時間が取れず、目玉作品となる模型が作れませんでした。今年は他のクラブをじっくり見て刺激を受けることにしました。
いつものように4時半に自宅を出発してR246, R1を一路静岡に向けて走ります。高速道路を使えば時間の短縮になりますが、早朝のドライブは車も少ないので気持ちよく一般道を走ります。
7時前に会場に着くとトライアングルのメンバーは既に模型を並べていました。あらかじめ予行で展示作品の位置を決めていましたが、実物を並べると微妙に位置ズレをしてしまいました。何とか展示できたものの、次回にはもっと簡単にできるようにしたいものです。
私の今年の展示は、
で、今年は小ぶりの物ばかり。一歩引いてうちのクラブ全体を見渡すと、各作品が所狭しと並んでいます。なかなか壮観な眺めです。
また、今年は我々のブースにたくさんの方に来ていただきました。なんだかうれしい感じがします。来年はもっと力作を揃えて持ってこなくては。
最近ではWEBで各社の新製品を詳細に見れるので会場での興奮も少なくなりましたが、じかに新製品を見るのはいいものです。それではほんの少しですが、私が気になった物を挙げてみました。
1/700 飛龍(エッチングパーツ付) 最近では艦船模型の標準化パーツとして定着した感があるエッチングパーツですが、私は既に1939版と1941版を持っていてこれ以上飛龍をストックするつもりはありません。せっかくの発売なのに、最初からエッチングパーツ付を買っておけばよかったかも。
さて、合同展示会の方は毎年参加クラブが増えていて、今年は130を超えるクラブになりました。この中から私の独断で気になった物を紹介します。
TDMC(トヨタデザインモデラーズクラブ): DTMで颯爽と走り抜けた155ですが、もう10年も前のことになりました。アルファ乗りとしてはどうしても気になる作品です。しかも、マーキングは私が好きな物でキットオリジナルではありません。どこのデカールかを聞きませんでしたが、いつかは作りたい車です。
WINDS: ガブレルスキー乗機のマーキングで微妙なボケ具合の塗装がいいですね。飛行機だけのシンプルな展示ですが、それが作者の自信をうかがわせます。
OTAC: イタレリのキットを使用していますが、船よりも艦載機に目が行ってしまいました。作者は飛行機モデラーで、キット付属の中途半端な出来に満足できなかったとのことです。飛行機は小さいながらもよく出来ています。
さんにい情景友の会: 今回の展示で一番人気のブースがここのジオラマ作品でした。この作品に登場する人物たちに共感を覚える人たちがたくさんいるのではないでしょうか。かつての楽しい思い出や懐かしさがあふれた展示でした。作者のアイデアと力量が十分に伝わる展示でした。
STEEL POT: エアフイックス・ボックスアートシリーズです。これを忠実に再現するのは意外と難しいのではないでしょうか。特に燃える炎やホースの水の表現は参考になります。
小松Gクラブ: 1/48で再現された滑走路。一瞬、実物の飛行場かと思わせる力作ですが、その中でも支援車両に目が行きました。ミニカーからの改造ですが、私も1/72で作りたくなりました。
富山サンダーバーズ: たぶん旧イマイのキットだと思いますが、ジェット噴射しながら着陸していく様子が鮮やかに再現されています。
大きな飛行機プラモ合同展示: 全面の銀塗装とパネル表現が素晴らしい仕上がりを見せています。
全国のクラブメンバーからこの機体を合同で展示していました。これだけの数があると圧倒されます。来年はP-51だそうです。
こちらも全国のT-55ファンがその力作を一同に展示していました。バリエーションが多いキットならではの展示です。
今年のタミヤコン優勝者成田さんの「If she was in 1942...」1/350。ミズーリとホーネットが東京空襲に参加したらと言う設定ですが、ホーネットの断面が再現されたり、いるかが泳いでいたりとアイデア満載です。私が一番注目したのは海面で、多層構造の作り方は大変参考になりました。私がそのまま作っても物まねにしかならないので、もっと簡略化したものを作りたいですね。
同じくタミヤコン入賞者のペーター・ロンさんの作品で、パネルラインごとのシェーディング塗装が綺麗に塗装されています。このスケールだと幾分塗装はやり易いでしょうが、その分ディティールアップが必要となり大変そうです。
同じくタミヤコン・モストクリエイティブ賞のマーク・グリッデンさんの作品で、コクピットを丁寧にディティールアップしてあります。作者に「キットのパイロットをなぜ乗せないのか?」と尋ねると、「せっかくのコクピットの作りこみが見えなくなるからいやだ。」 との返事を頂きました(^^;)。なるほど、それもそうですね。
今年の合同展示会では新たな試みとして、松井アナウンサー(助手さん)司会による金子さんと山田さんのトークショー等がありました。私も近くで聞いていましたが、モデラーに共通する面白い話があって笑えました。来年もこのような楽しい企画が欲しい物です。
毎年静岡でのこのショーを見ると何か新しいアイデアで模型を作ろうと思いますが、私が持ってくる物は毎年同じような物ばかり。今年は特にそのように感じました。決意も新たに静岡を後にしましたが、来年も素晴らしい作者と作品に出会えるのか楽しみです。また、このWEBも早めに更新しないといけませんね。