| B-25C ミッチェルII イギリス空軍 イタレリ 1/72 |
このキットは80年代に発売されたもののようで、今の目で見るとつらい部分もあります。しかし、アウトラインはしっかりしており基本工作を丁寧に行えばよみがえるキットだとも言えます。逆にいうと、それだけ手がかかるキットなので直ぐに完成させたい時はパスした方がいいでしょう。
モールドは全体的にあっさりしていて凸彫りですが、動翼などの部分は一段深いスジボリになっておりメリハリが効いた仕上げになっています。最大の難関は主翼と胴体の接合部分で、そのまま組むと主翼に沿って大きな溝ができてしまいます。私はひたすらパテを盛って段差を埋め乾いた後に平坦に成形しましたが、とてもやりづらい場所で難航しました。左右胴体の接着はこの作業が終わってから行うようにします。その方が、胴体と主翼に無理な力がかからず破損が防げます。
次にキャノピーですが、キットのままでは透明感がないのでコンパウンドで磨きました。最近の国産キットではほとんど行わない作業ですが、このキットでは必須です。最後にキットのデカールは硬くてなじみにくい物でした。マークソフターを使ってもあまり変わりませんでした。これはキットが古いせいなのでしょうか。
搭乗員乗降ハッチと脚立はプラ板を組み合わせて作ったもの。燃料ホースははんだを使用。このような自作小道具もジオラマでは重要です。
このジオラマはエアフィックスの燃料補給セットと組み合わせて作りました。このキットの箱絵は燃料補給車がモスキートに補給している所を描いていて、見ているだけでも想像力が膨らんできます。このようにモデラーに制作意欲が湧くような箱絵が、最近では少なくなったように思います。このベッドフォード燃料補給車は小さいながら部品点数が多く、作り応えは十分にあります。また、付属するフィギュアも使えるポーズばかりなのでミッチェルの周りに置いてみました。ジオラマのポイントはこのフィギュアの配置にあると思いますが、今回は何となく散漫になったようです。
塗装はパネルラインにごとに明暗を塗り分ける方法で行いました。もう少しメリハリをつけたほうがよかったかも。