| M113A2 アメリカ陸軍(イラク戦争時) タミヤ 1/35 |
AFV 模型 2回目はベストセラーとなった M113 のアップデート版 M113A2 です。ベトナム戦争から使用されたこの車種は色々なバリエーションがあるので、モデラーとしては興味をそそられます。私も通常の兵員輸送タイプとオーストラリア陸軍のファイヤーサポートを作りましたが、他にも作りたいバリエーションがたくさんあります。でも、いつの日になることやら。
このタミヤのキットは発売から既に30年近く経ちますが、車体後部部品や車外装備品を新規パーツとしてリニューアル発売されました。箱絵のイラストはヨーロピアン迷彩の下地が薄く露出する姿は、組立てる前からテンションを上げてくれます。
ただ、M113 発売当時は車体にリラックスしている兵士5名が付属しましたが、このキットでは全身像の車長と半身像のドライバーのみです。タミヤの AFV キットを知っている MM 世代のモデラーから見ると、少しばかり不満です。このキットのためだけにも砂漠戦仕様のフィギュアを付けて欲しかったと思います。
組立ては簡単、私のようにディティールアップなしだと週末の時間だけでも組立てはできます。模型雑誌の作例ではエッチングパーツのてんこ盛りで作っていますが、一般のモデラーでそこまでやっている人がどれほどいるでしょうか。もちろん個人の自由裁量ですが、エッチングパーツの変な呪縛に囚われないようにしたいです。
今回はエッチングパーツの代わりに組立て説明書の紙や箱の紙、延ばしランナーを使ってディティールアップをしています。車体装備品のベルトやアンテナ・ライトガードや車体前部のグリル・ハッチの留め金や車体上部と側面との溶接部などです。よく見えるところに手を加えておくと効果的です。
塗装はヨーロピアン迷彩の上から砂漠での応急的なサンド色を粗く仕上げた感じにしましたが、雰囲気は伝わったでしょうか。塗料はタミヤアクリルを使用しましたが、実は私はこの塗料が大の苦手です。飛行機模型ではラッカー系のMr.カラーを使っているので、AFV 模型でたまにこの塗料を使うと微妙な濃度のコントロールがうまくできません。
サンド色の下からうっすらとした迷彩が見える感じが出したかったのですが、力量不足でした。所々に砂で汚れた感じを出しておけばよかったかも。次はラッカー系塗料で作りたいと思います。
展示台にはいつもの写真パネルを使用して、今度は砂漠の再現です。このスケールだと雪の表現で使用した重曹がちょうどいい感じなので再び使いました。ベースの紙の上から重曹を撒き水溶きボンドを霧吹きでかけて固定しましたが、重曹はそのままでは固定できないことを忘れていたので塗装のときに所々剥がれ落ちてしまいました。
砂の塗装もアクリル塗料でエアブラシを使い茶色系統でぶわっと吹きましたが、剥がれた所がしみのようになってしまいました。後から考えれば、紙粘土をベースにして重曹を撒いておけばよかったと後悔しています。