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74式戦車 陸上自衛隊 タミヤ 1/35

この web 初の AFV 模型です。最近のAFV模型誌を見ると、その超絶技法でなかなか手を出せませんでした。しかし、以前より冬季迷彩を施した74式戦車を作りたかった誘惑を抑えきれずに、奮起して作りました。ちょうどいい具合に モデルアート2002年10月号 にゼブラ迷彩をした74式の作例があったので、参考に作りました。作者の池田氏は元この戦車の搭乗員だったようで、その体験をいかした細かな工作が細部に渡って冴えています。

タミヤのキットは発売から30年も経つベテランですが、冬季装備品と搭乗員、砲身のサーマルジャケットを追加して新たに発売されました。このキットの意気込みを買って、どうしても冬季塗装にしたかったのです。

この模型には、エッチングパーツやレジンパーツなどのディティールアップパーツを使用していません。単純に予算が無かったことと、パーツが手に入らなかったためです。

組立てはタミヤのキットなので問題はありません。冬季装備に必要な除雪板を起動輪と誘動輪との間に追加工作をして、取り付けます。タミヤから別売されている74式戦車写真集にイラストがあるので、プラバンで作りました。しかし、完成すると雪を被っていてよく見えませんが、実車も同様なので仕方がありません。

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砲塔後部のラックは真鍮線を使用して作りました。この作例は前出の「モデルアート」誌に簡単な図面が出ているので、その通りに作りました。装備品の毛布類はティッシュ・ペーパーをアクリル塗料に染み込ませた物を糸で縛ってあります。濡れている内に縛れば、形状を変えることができます。また、木箱はM4からの流用品です。ライトの雪よけ板にはドリルで穴をあけて、実車同様にエナメル線を通して結んであります。

砲塔の上面にあるヒットインジケータはライト部を透明ランナーで削りだして、ガードを延ばしランナーにて追加しました。この装置には電源コードが付いていて、ケーブルがハッチを通して砲塔内部に引き込まれています。そこで電源ケーブルをキット付属のビニールコードを使用して、砲塔上に両面テープで止めてあります。また、砲塔上のハッチは極小チェーンを使っています。

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塗装はMr.カラーの陸上自衛隊色をエアブラシで吹き付けた後に、アクリルの白でラフに筆塗り。この状態を見た時には、白と下地の迷彩色のあまりのコントラストの違いに驚きました。白の筆塗りが失敗だったのかとか、迷彩色を間違ったかとか、いろいろと考えてしまいました。しかし、実車写真を見ても同様のコントラストなので少し安心しましたが、模型としてみる場合には白をエアブラシ塗装してもよかったかなと思います。

この塗装をするために多くの冬季塗装された模型を雑誌などで見ましたが、どれも実感を損なうことなく塗装されていたのには驚きました。原色の白を用いる塗装は、制作者の技量を反映しやすいようで、冬季塗装は今後の課題です。搭乗員が手で触るような部分をシンナーを含ませた綿棒で擦って剥がれを表現しました。

次に、車体前部に載せてあるスキーとストックは箱絵を参考にして位置を決めました。また、砲塔上の車体番号板はタミヤの自衛隊デカールを、スキャナーでプリントアウトして切り出しました。赤外線投光器には雪よけ板を被せている例があったので、プラバンを切出して接着しました。

これらの装備品は荷物用のゴムを使って固定しているようなので、全ての塗装後にマスキングテープの細切りでそれらしく止めました。

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展示台には写真パネルを使用して、いよいよ雪原の再現です。ベースにスチロール板で大まかな起伏をつけたら、全体に満遍なく 紙粘土 を付けます。次に、重曹を茶漉しでふるいながら全体に振かけます。ある程度の重曹がのったら、水で溶かした木工ボンドを霧吹きで全体に吹き付けます。

次に、ベースに戦車を固定して、足回りを重点的に重曹で塗り固めます。ここは写真を見ながら不自然にならないように注意します。また、車体後部は巻き上がった雪がそのまま凍りつくようなので、派手目に重曹をつけました。

私は雪国育ちではないので、一面雪景色という情景に憧れてこの模型を作りたくなりました。その反面、雪に対する細かな観察ができていない所もあるかと思いますが、大目に見てやってください。

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